No.1
『すずめ退治』

オールドイエローには野菜畑がある。
お客様にお出しする野菜を作っている、大切な畑だ。
それを荒らす害獣がいくつかいて、その一つがすずめだ。
すずめの何が困るかというと、砂浴びだ。
畑の畝で気持ち良さように、楽しそうに、砂浴びをする。
すずめが砂浴びをすると、直径10センチくらいのクレーターが出来る。
うちの畑の畝が好きらしくて、たくさんのすずめが砂浴びをするので無数のクレーターが出来る。
種を撒いたあとの畑でこれをやられると、野菜の芽がメチャクチャになる。
いつもこれに頭を悩ませていたのだが、驚異的に素晴らしい解決法を考え出した。

それは、オモチャのヘビだ。
畝にオモチャのヘビを置いておくと、すずめが来ない。
この方法は、『ただ置くだけ』という、最も労力が少ない方法だ。
すずめ退治の方法としては、キラキラ光るテープを畑に張り巡らしたり、ネットを張ったり、いろいろなやり方がある

しかし、私が気に入っているのは、

『ただ置くだけ』

という、私にぴったりのやりかただ。
素晴らしい!!

雨が降り出すと、このヘビを取り込む。
100円ショップで買ったヘビなので、雨に濡れるとバラバラになるのだ。
雨が上がって、地面が乾いて砂浴びが出来る頃また置いておく。
ついでに、前と違う姿勢なんかでヘビを置いておくと、いかにも生きているようで、大変結構だ。
1つの畝に1匹。

しかし、長い間ヘビを放置しておくと、小馬鹿にして砂浴びをする不届きな奴が現れる。
その場合は、ヘビの姿勢を変えたり、青大将だったのをコブラに変えたりする。
そうすると、すずめは目がいいので、またしばらく寄ってこない。

知能の低いすずめを相手にして、
『すずめに勝った!!』
としみじみとうれしい余韻にひたれる。
田舎暮らしの、数少ない栄光、とも言えるひと時だ。

但し、畝のヘビを初めて見た人は、
「ひゃあ!!」とか「きゃあ」とか言うので、いちいち説明しなければいけない。

 
(左) 畝に置いたヘビ   (右) 私の愛ヘビ

『今日も気分はオールドイエロー』幕開けは、ほんとに馬鹿馬鹿しい話で、皆様の期待を裏切ったことだと思います。
これからも、こんな話しか書きませんので、お読みにならなくて大丈夫です。

    



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