
山つつじとジュウニヒトエ
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5月から6月のナチュラルガーデンは、新緑のすがすがしい、もっとも美しい庭です。
どうしてこんなに美しいのだろう、といつもうっとりと眺めます。どんなに見ても、見飽きることがありません。庭は自分でぐんぐん成長していきます。
お客様の中には植物の好きな方が多くて、時を忘れるほど楽しく植物のお話をさせて頂くこともしばしばです。植物の名前を教えてあげたり、教えて頂いたり、植物にまつわる思い出話を伺ったり・・・・・・・興味のない人にとってはただの草1本ですが、こんなに話が弾むのが、不思議です。
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ジシバリ
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さて、大好きなジシバリの花が咲き始めました。
ジシバリは、農家の人には雑草としてとても嫌われる植物です。
だけど、丈の低いこと、お花のかわいらしいこと、広がる速さの早いことで、こんなにすばらしい下草はありません。
花は明るい黄色です。お日様が当たると開き、陰ると閉じます。
地面を縛るようにして覆い広がるからジシバリという名前なのかしら・・・などと楽しく想像しながら眺めています。
肥料もいらず、剪定もいらず、梅雨でも溶けず、虫もつかず、どんどん広がっていくすばらしい下草です。
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山るり草
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山るり草は明るい空色の花です。葉っぱは毛羽立った、肉厚に見える葉で、それはかわいいお花です。群生して生えているとそれは見事です。うちの庭では、山るり草と、桜草を混ぜて植えています。山るり草は日なたが好きで、桜草は半日陰が好きですが、明るいブルーと明るいピンクのよく似たお花が乱れ咲くと、パステルカラーが春のようで本当に美しいのです。
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破れ笠
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春の山菜としても知られる破れ笠は、「なんてぴったりの名前をつけたんだ!」と感動するくらい、名前そのままの野草です。
出始めは、かわいらしい笠ですが、そのうちぐんぐん大きくなって、夏のパラソルのようになってしまいます。ニョキッと茎が立って、地味な白いお花をつけます。
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筆リンドウ
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犬のお散歩をしていて、珍しいお花を見つけました。
筆リンドウです。
最近、めっきり少なくなった野の花です。とても小さいお花で、根っこは1本で、腐葉土が溜まったような日陰の場所にひっそりと咲きます。秋に咲くリンドウのお花を小さくして、花束に作ったようなかわいい花です。生える場所が限られているのか、珍しいお花です。
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ジュウニヒトエ
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ジュウニヒトエ(十二単)です。
気候が合っているのか、場所が気に入ったのか、ぐんぐん広がって、お花も堂々と大きく咲いて、一面のブルーになっています。道行く人から、「ルピナスですか?」とか「ラベンダーですか?」などと聞かれることもあります。
普通目にするのは、ひょろひょろしていて地味な花ですが、この花は、広い場所にびっしり群植して初めてその真価を発揮します。
見事に育つと、花茎は30センチほどにも伸び、青い美しい花がたわわにつきます。
この花は、切花にも美しく、非常に長い間花瓶の中で咲いてくれます。お花が終わっても、葉っぱがびっしりと地面を覆っているので、雑草が余り生えません。しかも日陰で大丈夫な花です。毎年増えていくのが楽しみです。
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稚児ユリ
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稚児ユリは、林の縁によく生えている白いお花です。小さくて、清純な春の花です。葉っぱはユリの葉を小さくしたようですが、草丈が15センチほどしかなく、しかも下向きに小さな花が咲くので気づかれないことがあります。
まだまだこの辺りには沢山稚児ユリが残っています。採らないで放っておくと、どんどん増えてくる清らかな植物です。
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イカリ草 |
イカリ草の花は、赤紫で、白い縁取りが入っているかわいい花です。船の錨の形に似ているのでこの名前がついたそうです。
イカリ草はお花もかわいいけれど、何と言ってもその葉っぱがかわいいです。ハート型をしています。
写真で左上に見える細長いハート型の葉がイカリソウの葉です。
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藤
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藤は木に絡み付いて登っていきます。遠くから見ると木全体が藤の紫の花で覆われて、大変美しいです。
お花は優しいのですが藤は大変生命力が強くて、放っておくと木全体を覆って日光をさえぎるばかりでなく、太くなった幹が次第に木の幹を締め付けて、ついには木を絞め殺してしまいます。
林の中には藤に絞め殺されて枯れた木を沢山見ることが出来ます。藤は自分が絡み付いている木が倒れると、また隣りの木に移っていきます。
幹にしっかりと食い込んだツルをはがしてやると、巻きつかれた木の幹の表面はツルの形に変形してしまっています。
藤にも何か自然界の中で、大切な役割があるのかもしれませんが藤と、クズと、篠竹は、この辺りでは、取っても取っても出て来る、本当に泣かされるほど強い植物です。
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